昼間はエアコンや扇風機で暑さ対策をしている方は多いと思いますが、夜間は「気温が下がるから大丈夫」と節約のためにエアコンを消して寝ていませんか?
実はとても危険な考えです。昼間に熱せられた壁や天井は部屋の空気を温めだします。その結果、外気温よりも室内の方が暑い状態になるのです。
熱中症は家の中で起こる病気です。24時間体制で対策をしなければ、いつまでも命の危険にさらされたままです。

温度計と湿度計を置いて、部屋の温湿度を測ってみましょう。考えているよりも高温多湿になっている場合があります。
部屋の状態を数値化することで、家の危険度を把握しやすくなります。
昼も夜も安心できないご自宅は快適だと言えません。
【エアコン買い替えより、断熱リフォームを】
夏の不快感の原因は、住居の断熱性の低さ。入ってくる熱をエアコンの冷風でなんとかしようとするより、そもそも熱を家の中に入れないようにするほうが効率的です。
もしエアコンを高性能なものに買い替える予算があるなら、
その予算で断熱化できるところはないか、家族の健康も考えて検討してみませんか。