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🧹早めの整理で年末をラクに!今から始める小さな大掃除

年末が近づくと、毎年のように慌ただしくなる大掃除。
「やらなきゃ」と思っていても、寒くなってからの掃除はなかなか腰が重くなるものです。
今のうちから少しずつ整理をしておけば、年末は気持ちにも時間にも余裕が生まれます。
今回は、すぐに取りかかれる“ちょっとずつ大掃除”のコツをご紹介します。




◆ 重ねた書類は整理して
気づくと机の上や棚の隅に、書類や手紙が積み重なっていませんか?
つい「あとで整理しよう」と置いておくうちに、どんどん増えてしまいがちです。
実際に見返してみると、本当に必要な書類はごく一部で、ほとんどは不要なものだったりします。

いらない書類は思い切って処分しましょう。
ただ、裏面が白い紙などは、メモ用紙として再利用するのもおすすめです。
大きさをそろえて切り、クリップでまとめておくと、電話のメモやちょっとした書き置きに便利です。
机の上もすっきりして、気分もリセットできますよ。


◆ お天気のいい日は下駄箱を整理
下駄箱の中も、知らないうちにほこりや湿気が溜まりやすい場所です。
年末は何かと忙しくなって掃除の手が回らなくなるので、今のうちに整理しておきましょう。
晴れた日には扉を開けて風を通し、靴を一度すべて出してみるのがおすすめです。

履いていない靴や傷んでいる靴が見つかったら、思い切って処分を。
季節外れの靴は、汚れを落としてから箱にしまっておくと、次のシーズンも気持ちよく履けます。
また、下に敷いている新聞紙やシートは、このタイミングで新しいものに交換しておくと清潔です。
靴の位置を整えるだけでも、玄関まわりがぐっと明るい印象になります。


◆ 冷蔵庫の整理
年末はお正月の準備や来客などで、冷蔵庫がいっぱいになりがちです。
その前に、今のうちに中身をすっきりさせておきましょう。

まずはドアポケットや調味料の棚をチェック。
使いかけのジャムやドレッシング、ソース類など、賞味期限が切れているものが意外とあるかもしれません。
冷凍庫の奥の方にも、何ヶ月も前に入れたまま忘れている食品が潜んでいることも。
「もう食べないな」と思うものは、思い切って処分しましょう。

中身を減らしたら、棚やトレーを取り外して中性洗剤で洗い、しっかり乾かします。
整理された冷蔵庫に新しい食材が入ると、料理のやる気もアップしますよ!


◆ 衣類の整理
衣替えのついでに、衣類の見直しもしてみましょう。
サイズが合わなくなった服や、もう着ていない服はありませんか?
迷ったら「この1年で着たかどうか」を基準に考えると判断しやすいです。

また、処分する際には裁ちばさみを使って、靴下やシーツ、古いTシャツなどを適当な大きさに切っておくと便利です。
それらを“大掃除用のボロ布”としてまとめておけば、掃除のときにすぐ取り出せます。
小さな準備ですが、後々とても役に立ちますよ。


少しずつ整理しておくことで、年末の大掃除がぐっと楽になります。
天気の良い日や、気分の乗ったタイミングで無理なく取り組んでみてくださいね。
早めのひと手間で、気持ちよく新年を迎えましょう!

🍂秋のうちに始めよう!少しずつ取り組む年末大掃除のすすめ

秋も深まってきましたね。
朝晩の空気がひんやりしてくると、「そろそろ大掃除の時期かな…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
寒くなってから始めると、おっくうになってしまいがちな大掃除。
今の暖かいうちに、少しずつ取り掛かっておくと年末がぐっと楽になりますよ。




◆ 計画表を立てよう
年末は何かと慌ただしく、掃除の時間を確保するのも一苦労。
だからこそ、今のうちに計画を立てておくのがおすすめです。
とはいえ、難しく考える必要はありません。紙とえんぴつを用意して、「ここを掃除したいな」と思いつく場所を気軽に書き出してみましょう。
使っていない部屋や納戸などから手をつけると、効率よく進められます。
無理のないペースで、1日1か所ずつ進めるのも◎です。


◆ 外回りは暖かいうちに
外掃除は、寒くなる前の今がチャンス!
落ち葉の除去、カーポートや玄関まわりの洗浄、納屋や倉庫の整理などは、比較的暖かい日に行うと作業がはかどります。
納屋の奥や物置には、意外と使っていないものが眠っていることもありますね。
「もったいない」と思うものも、この機会に思い切って処分すると気分もすっきりしますよ。


◆ 網戸を使わない季節ははずしておこう
網戸は一年中つけたままにしておくと、ほこりや汚れで傷みやすくなります。
お天気の良い日に外して、洗剤を薄めた水でやさしく拭き掃除をしましょう。
しっかり乾かしたら、新聞紙で全体を覆い、雨風の当たらない場所で保管します。
このひと手間で、網戸の劣化を防ぎ、次のシーズンも気持ちよく使えます。


◆ 大きなものからお掃除
カーテンの洗濯や障子の張り替えなど、時間とスペースが必要な作業は、秋晴れの続くこの季節がベストタイミングです。
カーテンや障子は思っている以上にほこりを吸っており、お部屋が暗く感じる原因にもなります。
お手入れをすると、驚くほど部屋が明るく、空気もすっきりしますよ。

洗濯の際は、必ずタグを確認して、お家で洗えるタイプかどうかをチェックしましょう。
軽いレースカーテンはカーテンレールに吊ったまま乾かすと型崩れしにくく、仕上がりもきれいです。
厚手のカーテンは物干しざおにかけてしっかり乾かしましょう。


少しずつ進めておけば、年末はゆったりとした気持ちで過ごせます。
秋晴れの日を活かして、無理なくお掃除を始めてみてくださいね。

夏休み、散らかり放題の部屋に悩む子育て夫婦へ

夏休みになると、子どもたちがおもちゃや工作道具を広げ、リビングはあっという間にカオス…。
せっかく片付けても数分後には元どおり。気づけば一日中「片付けなさい!」と声をかけている、そんな毎日に疲れてしまうことはありませんか?



この“散らかり問題”を根本から解決するには、実は家の「収納設計」が大きなカギを握っています。


子どもの成長とともに増える「モノ問題」
小学校に入ればランドセルや学用品、習い事の道具も増えていきます。中学・高校となれば、部活の用具や衣類、さらに教材も…。そのたびに収納が足りず、結局リビングや子ども部屋が散らかってしまうのです。

「片付けができない」のではなく「片付ける場所がない」ことが原因であるケースはとても多いのです。


収納豊富な家は高い?実はそうでもないんです
「大容量の収納がある家は、建築費用も高くなるのでは…」と不安に思う方も少なくありません。
しかし実際には、必要な場所に“ちょうど良い収納”を計画的に配置すれば、無駄な空間を使わずコストを抑えられます。


例えば――

・玄関には、ベビーカーや外遊び道具を片付けられる土間収納
・リビング横に、ランドセルや教科書をまとめて置けるファミリークローゼット
・キッチンには、日用品や食材をストックできるパントリー
・これらは大掛かりな設計変更をしなくても、工夫次第で十分に実現可能です。


「収納のある暮らし」で得られるゆとり
片付けやすい家は、家族の気持ちにもゆとりをもたらします。
毎日の「片付けなさい!」の声が減り、家族の時間がもっと楽しく過ごせるようになります。

「夏休みの散らかり放題に限界を感じている」今こそ、理想の住まいを考え始める良いタイミングです。
収納バツグンな家は、決して高嶺の花ではありません。子育て世代に寄り添った価格帯で、快適な暮らしを実現できます。

家における「窓」の役割と、もっと快適に暮らすための工夫

家づくりを考えるとき、間取りや収納に注目しがちですが、実は「窓」の計画が暮らしの快適さを大きく左右します。窓は光や風を取り入れるだけでなく、家族の健康や省エネにも深く関わる重要な存在です。




窓が持つ大切な役割
1. 採光
自然の光をたっぷり取り込むことで、昼間は照明をつけずに過ごせ、省エネ効果も期待できます。心地よい陽射しは気分を明るくし、家全体に温もりを与えてくれます。

2. 通風
窓の配置を工夫することで、自然な風の流れが生まれます。夏は涼しい風を取り込み、空気の循環で湿気やにおいも解消。冷房に頼りすぎない快適な空間がつくれます。

3. 断熱・省エネ
最新の窓は断熱性能が高く、冬の冷気や夏の熱気をしっかり遮断。冷暖房効率が上がることで光熱費の節約にもつながります。

4. 防犯・安全
窓の強度や位置も重要です。安全性を確保しながら外観のバランスを整えることで、安心して暮らせる住まいになります。


快適さを高める窓の工夫アイディア
〇窓の高さや大きさを工夫
 高い位置の窓は、外からの視線を気にせず光を取り込めます。大きな窓は開放感を生み、景色を楽しむこともできます。

〇南北の風の通り道を意識
 南側から風を取り込み、北側に抜ける窓を設けると、自然な風の流れができて涼しく過ごせます。

〇窓辺の居心地を工夫
 出窓やベンチ窓を設ければ、子どもが本を読んだり家族でくつろいだりできる特別な空間に。

〇日射をコントロールする工夫
 庇(ひさし)やシェードを取り入れることで、夏は強い日差しを遮り、冬は光をたっぷり取り込むことが可能です。

〇カーテン・ブラインドの選び方
 遮熱・断熱機能のあるカーテンやブラインドを選ぶと、さらに快適で省エネ効果も期待できます。



窓はただ光や風を入れるだけの存在ではなく、暮らしの質そのものを高めてくれる重要な要素です。
採光・通風・断熱・防犯のバランスを考えながら、ちょっとした工夫を取り入れることで、家はぐっと居心地よくなります。

これから家づくりを考える方は、ぜひ「窓」にも注目してみてください。きっと理想の暮らしに一歩近づけるはずです。

平屋vs.二階建て 違いを比較!②どんな人に向いている?

📅2025/07/31 夢工房ワリタ

どちらにも魅力とメリットがある一方で、住む人のライフスタイルや家族構成によって向き不向きもあります。
前記事のそれぞれのメリット・デメリットの違いをもとに、それぞれに向いている人・不向きな人について解説します。


🏡【平屋に向いている人・世帯】
◎向いている人
1.シニア世代・老後を見据えた暮らしを考える人
階段がないためバリアフリーにしやすく、将来も安心です。

2.小さなお子さんがいる家庭
階段事故のリスクがなく、子どもの行動が見えやすいです。

3.郊外や地方で土地が広く取れる人
広い土地があれば理想の平屋を実現しやすいです。

4.ミニマルな暮らしを好む人
一人暮らしなどで住居人数が限られている場合、その分部屋数も抑えられるのでシンプルでコンパクトな設計が可能。
掃除もしやすくありがたいですね。


✕不向きなケース
1.狭小地や都市部で土地に制限がある場合
建ぺい率・容積率の関係で、建物面積が大きくできない分部屋数を確保しにくいです。

2.大家族や部屋数が多く必要な世帯
ワンフロアで多くの個室を設けるのは限界があるでしょう。


🏢 【二階建てに向いている人・世帯】
◎向いている人
1.都市部など土地が限られている場所に家を建てたい人
敷地を有効活用して生活空間を上に上に広げることができます。

2.子育て世帯や部屋数をしっかり分けたい家庭
世帯内でプライバシーを確保は必要ですよね。

3.家族のライフスタイルが多様な場合
1階は共用スペース、2階は個室…といったゾーニングができます。

✕不向きなケース
1.高齢者や足腰に不安がある人
毎日の階段の上り下りが負担に。

2.ワンフロアで完結した生活を求める人
階段移動が煩わしく感じることもあるでしょう。効率的な動線の確保はプランニングの段階から綿密にすり合わせておく必要があります。


【ポイントまとめ】自分たちの暮らしに合った選択を!
家は「住んでからが本番」です。間取りの選択は、見た目だけでなく**「将来のライフスタイル」や「土地条件」「家族構成」**に合わせて選ぶのが成功のカギ。
どちらが良い・悪いではなく、「自分たちにとっての暮らしやすさ」を基準に考えることが何より大切です。


【無料相談受付中】
もし「自分たちにはどちらが合っているのかわからない…」という場合は、お気軽にご相談ください!あなたのライフスタイルにぴったりの家づくりをご提案します。

平屋vs.二階建て 違いを比較!①メリット・デメリット

📅2025/07/30 夢工房ワリタ


多くの方が迷う**「平屋」と「二階建て」**の違いについて解説していきます!

「なんとなく平屋はおしゃれで住みやすそう」
「二階建ての方が広くて安いんじゃない?」
…そんなイメージ、ありませんか?

でも、実際には家族構成や土地、コストによって適切な選び方があるんです。
それぞれのメリット・デメリットと、どんな人に合っているのかをわかりやすく解説していきます!



🏡平屋の特徴とメリット・デメリット

🔷【平屋のメリット】
・ワンフロアで生活が完結 → 階段がないので高齢の方や子育て世帯にも安心
・家族の気配を感じやすい → リビング中心の間取りが多く、コミュニケーション◎
・将来のバリアフリー対応がしやすい
・外観のデザインがすっきり・おしゃれ

🔶【平屋のデメリット】
・同じ延床面積でも二階建てより広い土地が必要
・建築コストがやや高め(基礎・屋根の面積が増える)
・プライバシー確保が難しい(家族同士の距離が近い)
📝 例:30坪の家を建てる場合

建築費は約2,400万〜3,000万円程度が目安(仕様による)


🏢 二階建て住宅の特徴とメリット・デメリット

🔷【二階建てのメリット】
・限られた土地でも広い延床面積が確保できる→ 都市部や狭小地に適している
・建築コストを抑えやすい→ 屋根や基礎の面積が少なく済む
・家族それぞれの空間を作りやすい→ 1階:LDK、2階:子ども部屋などのゾーニングが可能

🔶【二階建てのデメリット】
・階段の上り下りが必要(将来、負担になることも)
・家族間の距離が出やすく、コミュニケーションが減ることも
・生活音や振動が気になる場合もある(2階からの音など)
📝 例:30坪の家を建てる場合

建築費は約2,000万〜2,700万円程度が目安


いかがでしょうか。
全てをいいとこどり!するのはなかなか難しいと思います。

今そして未来のライフスタイルを見越して、
「より譲れない優先順位」を明確化すると決めやすいと思います。

【無料相談受付中】
「自分たちにはどちらが合っているのだろう…」
迷った場合は、お気軽にご相談ください!よりライフスタイルに合った家づくりのためアドバイスさせていただきます。

「持ち家」と「賃貸」─35年間でどう違う?

📅2025/07/29 夢工房ワリタ

🏠「家を買うべきか、それとも賃貸のままでいるべきか」
多くの方が一度は迷うこの問い。

ここでは、実際の数字をもとに35年間の生活コストを比較してみましょう。




🔷【賃貸の場合】

月々の家賃:6.5万円
6.5万円 × 12か月 × 35年 = 2,730万円

つまり、35年間で約2,730万円を支払い続けることになります。

その間ずっと、自分の資産にはならず、支払いは一生続きます。


🔶【持ち家の場合】

土地・建物あわせて:2,500万円
頭金:500万円
借入額:2,000万円(35年固定金利・年1.5%と仮定)

ローン返済総額:約2,440万円(元利合計)
+ 固定資産税や修繕費など:約500万円(35年間)

➡ 合計支出:約2,940万円

たしかに、支出だけを見ると、賃貸のほうが200万円ほど安く見えます。


🔑 注目すべきはここから!

🔹 賃貸住宅は一生家賃がかかり続ける
→ 35年後も、家賃を払い続ける必要があります

🔹 持ち家は35年でローン完済!その後は住居費ほぼゼロ
→ 修繕費などはかかりますが、家賃負担はなくなります

🔹 さらに、持ち家は資産として残る
→ 売却・賃貸活用・子どもへの相続など、将来の選択肢が広がります


✅【結論】持ち家は「将来の安心」を手に入れる選択

賃貸の手軽さももちろん魅力ですが、
将来の安心や資産形成、ライフスタイルの自由度を考えると、
持ち家は“暮らしへの投資”として、非常に価値ある選択肢です。

頭金500万円、借入2500万円であれば、
無理のない資金計画でマイホームを持つことが可能です。

35年後の自分や家族の未来のために、
「買う」という選択を考えてみませんか?

夜中、エアコンを消していませんか?

📅2025/07/24 夢工房ワリタ

夜中、エアコンを消していませんか?

昼間はエアコンや扇風機で暑さ対策をしている方は多いと思いますが、夜間は「気温が下がるから大丈夫」と節約のためにエアコンを消して寝ていませんか?
実はとても危険な考えです。昼間に熱せられた壁や天井は部屋の空気を温めだします。その結果、外気温よりも室内の方が暑い状態になるのです。
熱中症は家の中で起こる病気です。24時間体制で対策をしなければ、いつまでも命の危険にさらされたままです。





温度計と湿度計を置いて、部屋の温湿度を測ってみましょう。考えているよりも高温多湿になっている場合があります。
部屋の状態を数値化することで、家の危険度を把握しやすくなります。
昼も夜も安心できないご自宅は快適だと言えません。


【エアコン買い替えより、断熱リフォームを】
夏の不快感の原因は、住居の断熱性の低さ。入ってくる熱をエアコンの冷風でなんとかしようとするより、そもそも熱を家の中に入れないようにするほうが効率的です。

もしエアコンを高性能なものに買い替える予算があるなら、
その予算で断熱化できるところはないか、家族の健康も考えて検討してみませんか。

住宅での熱中症の危険性と今日からできる対策

📅2025/07/23 夢工房ワリタ


「熱中症で緊急搬送!」というニュースを連日見る季節になりました。熱中症は炎天下での発症が一番多いと思われがちですが実は、家の中こそ熱中症になる危険性が一番高いのです。


総務省消防庁の資料によると、今年の7月7日~7月13日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、8,546人。
そのうち住居内で緊急搬送された方は3683人で全体の43%。部屋の中にいるからといって、決して安全ではないのです。
昼間のリビングに加え、夜間に寝室で発症する場合も多く、一日を通して油断ができない状態になっています。
総務省消防庁 熱中症情報



まず、屋内が暑くなる原因は以下が考えられます。

●外からの熱の侵入
大きな要因が、窓から入る強い日差しです。遮光をくふうしたり定期的な換気を十分にしないと日光の熱が室内に蓄積していきます。
建物の屋根や壁が温められることで室内の熱気が逃げにくくなり、外気温が下がっても室温は下がらないことがあります。
熱しやすく冷めにくいコンクリート造のマンションの最上階の部屋や、戸建てでも屋根裏と接する2階の部屋、南や西向きの窓がある部屋などは、室内が暑くなりがちかもしれません。

●室内での発熱
室内で発生する熱も、室温の上昇に影響します。
照明や電子機器などは使用時に温度が高くなります。ずっと電源を入れたままの冷蔵庫や、保温状態の炊飯器や湯沸かしポットなどの家電製品は、熱を長時間放出し続けます。
また、人が大勢集まるほど熱はこもりやすくなります。

●部屋の湿度が高い
部屋の温度がそれほど高くなくても、湿度が高いと暑く感じられます。これは体から出る汗が蒸発しにくくなり、気化熱により体温が下がるのを妨げるためです。
窓を閉め切った部屋の中の方の湿度が高くなることがあり、外出から帰宅した際に暑さを感じる要因になるようです。



【できる対策は?】
●エアコンやサーキュレーターを使う
冷房の設定温度を1℃上げると消費電力量は約13%減るといわれており環境省は省エネのため夏季は室温を28℃にすることを推奨しています(設定温度ではありません)。
特に熱気がこもりがちな吹き抜けの2階やロフトには、サーキュレーターで風を送り部屋全体が涼しくなるよう空調効率を高めましょう

●遮光カーテンを閉める
外出時はカーテンを閉めるなどして日射熱の侵入を防ぐことが大切です。遮熱(断熱)効果もあるタイプを選べば冷房効率をアップさせることもできます。

●換気をする
エアコンの電源を入れる前に室内の窓を開けて温まった空気を外に逃がしてから稼働させると室内を効率よく冷やせます。
外の気温が低い朝晩の比較的涼しい時間帯に行うのが効果的です。

●観葉植物・グリーンカーテン、すだれやよしずを取り入れる
熱を遮断しつつ風を通す絶妙な空気層になっており、直射日光を防ぎながら効率よく換気もできます。

ハウスメーカーを比較する際のポイント




ハウスメーカーを比較する際のポイントは、以下を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

ハウスメーカー比較のポイント

 

・予算内で建てられるか

・住宅性能は高いか

・好みのデザインの施工実績が豊富か

・希望する住宅構造や工法か

・保証やアフターサービスは充実しているか

 

1.予算内で建てられるか


予算内で家を建てられるかどうかは、ハウスメーカーを選ぶ際の重要な確認ポイントの一つです。

 

予算を超える価格帯のハウスメーカーを選ぶと、建築後のローンの返済が厳しくなるため、慎重に考える必要があります。

 

ハウスメーカーの価格帯を確認する際は、坪単価だけでなく、付帯工事費や諸費用なども含めた総合的な資金計画を立てることが大切です。具体的には、詳細な見積もりを依頼し、総額をしっかりと把握することをおすすめします。こうすることで、後々の予算超過を防ぎ、安心して家づくりを進めることができます。また、複数のハウスメーカーを比較検討し、自分に合ったプランを選ぶことも重要です。

 

2.住宅性能について


住宅性能の高さも、ハウスメーカーを比較する際の重要なポイントの一つです。

地震の多い日本では、多くのハウスメーカーが耐震性に優れた建築を行っています。

 

しかし、住宅の住み心地に大きな影響を与える断熱性と気密性については、各ハウスメーカーによって取り組み方が異なります。

 

そのため、断熱性と気密性に関する各ハウスメーカーの具体的な取り組みを確認しておくことが重要です。特に、寒冷地や暑い地域に住む場合は、これらの性能が快適な住環境を保つための鍵となります。また、エネルギー効率にも大きく影響するため、長期的な視点で見ても断熱性と気密性の高さは重視すべき要素です。これらの点を考慮し、自分の生活スタイルや地域に合ったハウスメーカーを選ぶことが大切です。

 

3.好みのデザインの施工実績が豊富か


建築依頼先として候補に挙げたハウスメーカーの施工実績を確認し、自分の好みのデザインの家が豊富にあるかどうかをチェックすることも非常に重要です。

 

各ハウスメーカーはそれぞれ得意とするデザインスタイルが異なります。どのハウスメーカーがどのようなデザインを得意としているのかを知るためには、公式サイトやカタログに掲載されている施工例を参照したり、住宅展示場のモデルハウスを訪れたりする方法があります。

 

さらに、実際に建てられた住宅を見学することもおすすめです。特に、完成見学会やオープンハウスなどのイベントに参加することで、リアルな住まいの雰囲気を感じ取ることができます。これにより、図面や写真だけでは分からない細部の仕上がりや、デザインの一貫性を確認することができます。また、実際に住んでいる方の意見を聞くことで、住み心地やアフターサービスの質についても把握することができます。これらの情報を総合的に判断し、自分に最適なハウスメーカーを選ぶことが大切です。

 

4.希望する住宅構造や工法か


ハウスメーカーを選ぶ際には、採用している住宅構造や工法を確認することを強くオススメします。

 

住宅構造や工法は、耐震性や間取り、さらには工期の長さにも大きな影響を与えるためです。木造と鉄骨造のどちらが得意なのか、またその中でも特に得意とする工法が何かを確認することが重要です。

 

例えば、木造住宅では在来工法やツーバイフォー工法などがあり、それぞれに特徴があります。同様に、鉄骨造では重量鉄骨や軽量鉄骨などの違いがあります。これらの違いを理解し、自分の希望に最も合った住宅構造や工法を選択することが大切です。

 

さらに、住宅構造や工法に関する情報は、公式サイトやカタログ、住宅展示場で確認することができます。また、担当者に直接質問して詳細を聞くことも有効です。特に耐震性については、地震が多い日本では非常に重要なポイントとなりますので、各ハウスメーカーの耐震技術や実績についても確認しておくと安心です。最終的には、自分のライフスタイルや家族構成に最適な構造と工法を選ぶことで、より満足度の高い家づくりが実現できます。

 

5.保証やアフターサービスは充実しているか


家を建築した後の保証やアフターサービスにも注目することを強くおすすめします。

 

まず、法律で定められている10年保証がしっかりと明示されているかを確認しましょう。その上で、各ハウスメーカーが提供する独自の保証やアフターサービスについても詳しく調べることが大切です。

 

住宅の不具合や欠陥は、建築後10年以上経過してから表面化することが多いため、長期保証が充実しているハウスメーカーを選ぶことで、そのリスクを大幅に軽減することができます。

 

さらに、定期的な点検サービスや修理対応の迅速さも重要なポイントです。特に、アフターサービスの対応が迅速で親切であるかどうかは、実際に住み始めてからの安心感に大きく影響します。また、口コミや評判を確認し、実際の利用者の声を参考にするのも良い方法です。

 

加えて、保証内容の詳細やアフターサービスの範囲については、契約前にしっかりと確認し、不明点があれば担当者に質問して明確にしておくことが重要です。これにより、予期しないトラブルが発生した際にも、安心して対処できる環境を整えることができます。長期的な視点で見て、自分と家族にとって最適なハウスメーカーを選ぶことが、満足のいく家づくりにつながります。

 

6. 営業担当者との相性はよいか


ハウスメーカー選びにおいては、営業担当者との相性も重要なチェックポイントです。

コミュニケーションのとりやすさやレスポンスの早さ、提案の的確さなどを確認してください。

 

なお、ハウスメーカー契約の決定打で特に多いのは「営業担当者」です。

 

営業担当者は、家づくりのプラン作成からアフターメンテナンスの窓口まで、家を建てる前にも後にもコミュニケーションをとる相手。要望に沿ったスキルや人柄はとても重要です。

 

しかし、一般的に営業担当者をオーナー側が指名することはできません。

人によって感じ方・とらえ方が異なるため、ネットの口コミも参考にしづらいのが現状です。

まとめ


ハウスメーカーとは、住宅の設計、施工、および販売を行う企業です。

 

工場で統一された建築資材を使用し、標準化された工法と手順に基づいて建築することで、一定の品質を保ちながら短期間で住宅を提供することが可能です。

 

これらの企業は、ブランド力と知名度が高く、信頼感がある点が強みです。リフォームや売却の際にもワンストップで相談できる利便性があり、点検やアフターフォローの体制も整っています。

 

しかし、デザインや仕様に制約があることや、工務店に依頼する注文住宅よりも費用が高くなる傾向がある点はデメリットといえます。

ハウスメーカーを選ぶメリット




ハウスメーカーを選ぶメリットには、統一された工法と共通の建材を使用するため、品質が一定で短期間での建築が可能な点があります。また、豊富なデザインや設備のカタログから選び、カスタマイズもできるため、個々のニーズに対応可能です。さらに、全国展開していることが多く、アフターサービスやメンテナンスの体制が整っている点も魅力です。しかし、デメリットとしては、自由度が低く、細かな要望に対応できない場合があることや、コストが比較的高くなることがあります。選択肢を慎重に検討することが重要です。

 

ハウスメーカーで家を建てるメリットは以下の通りです。

 

・住宅展示場があるため観覧する事でイメージがしやすい

・地域に関わらず一定の品質が確保される

・知名度・安心感が担保される

・住宅建築から売却まで一元化されているので相談しやすい

・点検やアフターフォローが充実している

 

1.住宅展示場があるため観覧する事でイメージがしやすい


ハウスメーカーのメリットとしては、常設の住宅展示場がある点が挙げられます。住宅展示場では、実際の家が再現されているため、公式サイトやカタログで見るよりも具体的にイメージしやすいです。

 

展示場のモデルハウスは一般的にグレードの高い仕様で建てられることが多いですが、ハウスメーカーによっては標準仕様で建てられている場合もあります。

 

また、複数のハウスメーカーが一箇所に集まり展示されているため、効率的に比較検討できる点も大きなメリットです。

 

2.地域に関わらず一定の品質が確保される


ハウスメーカーの住宅は規格化されており、一定の品質が確保されます。

 

共通の資材を生産し、統一された工法と手順で建築する手法を採用しているため、全国のどのエリアで依頼しても品質にバラつきが生じにくい点がメリットです。

 

また、多くのハウスメーカーは地方にも営業拠点を構え、全国規模で事業展開を行っているため、特定のエリアに限らず対応してもらえる可能性が高いです。幅広いエリアで一定の品質の住宅を建てられることは、ハウスメーカーの大きな魅力といえます。

 

3.知名度・安心感が担保される


ハウスメーカーを選ぶ最大の理由は、知名度が高く、安心感だと思います。

CMや住宅展示場などで企業名を見聞きする事で、信頼や安心感につながります。

 

それと売却する際に、有名なハウスメーカーが施工している場合、ポイントにもなるでしょう。

 

4.住宅建築から売却まで一元化されているので相談しやすい


住宅建築から売却まで一元化されているので相談しやすいのがハウスメーカーのメリットです。

 

様々なグループ会社を展開しており、住宅建築だけでなくリフォームや売却、住み替えに関する相談などにも対応してもらえることが多いです。

住宅購入から売却に至るまでの手続きが一社とのやり取りで完結できるため、複数の会社と契約を結ぶといった手間が省けるのがメリットの一つです。

 

5.点検やアフターフォローが充実している

ハウスメーカーの多くは、点検やアフターフォローが充実している点もメリットとして挙げられます。住宅の構造については、引き渡し後10年間の保証が義務付けられていますが、初期30年や40年といった長期保証を提供する企業も存在します。

 

点検やアフターフォローが充実していると、住宅の性能を長期間維持しやすくなり、将来的な補修費用の節約につながります。以上の点が、ハウスメーカーで家を建てる際の大きなメリットです。

ハウスメーカーとは?





注文住宅はハウスメーカーや工務店に住宅の建築を依頼すると聞くようになります。

「ハウスメーカーとは何かがよくわからない」と感じる方は多いのではないでしょうか。

 

ハウスメーカーに共通する特徴を知ることで、たくさんあるハウスメーカーの中から実際に建築依頼先となる1社を絞りこむ事になります。

 

今回は、注文住宅を検討しており、ハウスメーカーについて詳しく知りたいとお考えの方に向けて、以下の内容を解説します。

 

1.ハウスメーカーとは


ハウスメーカーとは、住宅の設計・施工および販売を行う会社のことで、「住宅メーカー」とも呼ばれます。

 

ハウスメーカーは、工場で共通の建築資材を生産し、統一された工法と手順で建築を進める手法を採用しているため、一定の品質を確保しながら短い工期で住宅を提供できる点が強みです。

 

以下では、工務店やディベロッパーとの違いについて詳しく見ていきましょう。

 

2.工務店との違い


工務店も、住宅の設計・施工を行う会社です。

 

ハウスメーカーとの違いは、主に「家づくりのプロセス」と「事業展開の規模」にあるといえます。

ハウスメーカーで住宅を建築する場合、カタログから好みのデザインや必要な設備を選び、必要に応じてカスタマイズを行うのが基本的な流れです。

 

一方、工務店では、お客様の要望を踏まえて一から設計図を作成し、完全オーダーメイドの家づくりを行います。

また、多くのハウスメーカーは全国展開を行っていますが、工務店は地域密着型の小規模な会社が主流です。

ただし、工務店の規模には幅があり、町の小さな工務店から地域の中堅ビルダーまで様々な形態があります。

3.ディベロッパーとの違い

不動産のディベロッパーとは、都市開発や再開発、マンション開発などの大規模な物件開発事業を行う会社のことです。

 

ディベロッパーもハウスメーカーと同様に住宅に関する業務を行いますが、街づくりの一環として建築を行うことや、事業の規模がハウスメーカーに比べて大きいことが主な違いといえるでしょう。

 

まとめ


注文住宅の建築を検討する際、ハウスメーカーや工務店の違いを理解することは重要です。

 

今回は、ハウスメーカーについての基礎知識を提供し、工務店やディベロッパーとの違いを解説しました。

ハウスメーカーは、工場で共通の建築資材を生産し、統一された工法で短期間に一定の品質の住宅を提供することが強みです。

一方、工務店は地域密着型で、お客様の要望に応じて一から設計するオーダーメイドの家づくりを行います。

また、ディベロッパーは都市開発や大規模な物件開発を行う会社であり、街づくりの一環として住宅建築を手がける点が特徴です。

 

それぞれの特徴を理解し、自分に最適な建築依頼先を選ぶことが大切です。この記事を参考に、理想の住まいづくりを進めてください。

安く家を建てるときのリスク





住宅は安ければいいというものではないです。

SNS界隈では「500万~1000万で家が建てられる」といった一部の話だけを聞いて、勘違いをする方がこの頃増えてきました。

しかし冷静に考えて欲しいものですが、安ければ当然何かの対価がないわけですから、設備や資材などの「何か」が無い、もしくは質が下がっている事になります。

 

質の低い家を建てると、暮らし始めると快適性が低下してしまう事もあり、家族が希望するような家からかけ離れ、愛着もわかずに不満が続く事もあります。

 

安く家を建てると以下のようなリスクがあります。

 

・平屋の選択が難しくなる

・ハウスメーカーの選択肢が減る

・ランニングコストが想定よりもかかる

・収納スペースなどが減る

 

1.平屋の選択が難しくなる


平屋は二階建てと比較すると割高になる傾向があります。

住宅価格を抑えたいのであれば、平屋はオススメしません。

 

平屋は何が良いのかと言いますと、長期的に住むのであれば、平屋は優れた住宅です。

家屋に段差がないので、フラットですから子供からお年寄りまで暮らしやすく、メンテナンスがしやすいなどのメリットが多数あります。

 

価格も大事ですがやはり将来の暮らしをイメージしながら家づくりはしたほうがいいですね。

 

2.ハウスメーカーの選択肢が減る


住宅価格の安さを優先してハウスメーカーを選ぶと、選択肢が限られてしまいます。 たとえ建築を依頼したいハウスメーカーが見つかったとしても、そのハウスメーカーの坪単価では家族の希望を実現できない可能性があります。

 

3.ランニングコストが想定よりもかかる


住宅価格が安いハウスメーカーに依頼すると、アフターサービスが充実していない場合が多いです。

また、住宅商品ごとにアフターサービスの内容が異なるハウスメーカーでは、低価格帯の住宅商品ではアフターサービスが乏しく、その結果、メンテナンス費用や点検費用がかさみ、ランニングコストが高くなることがしばしばあります。

 

住宅価格が安くても、ランニングコストが高い住宅では維持管理が難しくなることがあります。アフターサービスの内容にも注目し、ハウスメーカーや住宅商品を慎重に選ぶことが大切です。

 

・収納スペースなどが減る

住宅価格を抑えるためには、できるだけ壁を減らすことが必要です。そのためには、部屋数や収納スペースを減らす必要が出てきます。

 

しかし、予算内に収めるために収納スペースを減らしてしまうと、後からクローゼットを追加したり、タンスなどの収納家具を購入したりする必要が生じ、結果的にコストがかさむ可能性があります。

 

住宅価格を抑えたい場合でも、家族に必要な収納スペースはしっかりと確保しておくことが大切です。

 

家は長く住む人が大半です。予算を相談しつつ、家族と相談しつつ、将来を見据えつつで家づくりは、予算をかけたらその分よくなります。しかしすべての人がそういうわけにもいかない事が多いのも事実です。

安ければ安いほど、ただ住むだけという考えの方はいるにはいますが、あまりにも予算を削減しすぎると次は家としての価値も失われて愛着もわかなくなります。

大事なのは、妥協できるところ、妥協しないところのメリハリではないでしょうか。

安く家を建てるためのコツ





注文住宅を検討している方には「とにかく安く家を建てたい」と考えている方は少なからずいます。実際、質は求めたいけど安くできるところは安くしたいなどのご相談が多いのも事実です。実際のところ、ポイントを押さえて家の建築費用を抑える事は可能です。

 

以下の方法で家を安く建てたいのであれば参考にしてみてはどうでしょうか。

 

①シンプルな形の家にする

②二階建てにする

③壁を減らす

④標準仕様にする

⑤水回りを1か所に集約させる

⑥屋根の勾配を低くする

⑦打ち合わせ回数を減らす

 

とはいえ、新築住宅ですので、費用を抑えすぎるとリスクもありますので、注意点をご紹介しますのでそちらを見て検討するのも良いでしょう。

 

1.シンプルな形の家にする


注文住宅は住宅の形状を複雑にすることもできます、いかようにもできますが、その分が住宅価格にも乗りますので、高額になります。

 

複雑な形状が高額になる理由としては

・必要資材が増える

・角の処理が増える

 

住宅価格を少しでも抑えたいのであれば、正方形や長方形のシンプルな形状にしましょう。

凹凸がなければ資材もそれだけ抑えられますので、作業の手間も減らす事が出来ます。

 

2.二階建てにする


住宅価格を抑えるなら二階建てがオススメです。

2階建て住宅以外で高額になる理由は以下の通り

 

【平屋】

・屋根面積が広くなる

・広い土地面積が必要

 

【3階建て以上】

・追加費用が構造上必要になる

・地盤改良や補強に費用が追加される

 

例えば、100平米の住宅を建てるとして、1階と2階が同じ構造であれば、屋根材は床面積50平米に対応するだけで事が足ります。

しかし、平屋にする場合、床面積100平米に対応する必要が出てくるのでその分の屋根材を使う必要があるため、2階建てと比較すると割高になってきます。

それに加えて、100平米分の土地も必要になるため予算も大きく増える事になります。

 

ちなみに住宅の階段数が多いほど、1階あたりの床面積は減らせます。しかし3階になると2階建てよりは割高になりますのでこの点は注意したいところですね。

3階建て以上に住宅を建築する際は、木造・鉄筋関係なく構造計算が必要になります。

 

3階建ては2階建てよりも単位面積あたりの重量が増えるため、地盤改良をはじめ、全体的に補強も必要になってくるためその分のコストが上乗せされますので、2階建てを選ぶ事でコストが抑えられます。

 

3.壁をへらす


コストを抑えるポイントの1つに壁を減らすがあります。

外壁、内壁を減らす事でコストを抑えるコツでもあります。

 

壁が多いと高額になる理由としては

・外壁面積が広いと、その分外壁材が必要になるため

・内壁(仕切り)が多ければ多いほど、内壁材が必要になるため

 

屋根の勾配、天井高はオシャレですよね。でも住宅の形状がコストを増やします。

部屋数、収納スペースを増やすと内壁は増えますので、その分コストも増えます。

これを効率よく減らすと、住宅の価格も抑えられます。部屋数を減らすと使い勝手がわるくはなりますが、工夫をこらして自由度を変えたりして、対応しても良いと思います。

 

内壁が少なくする事で住宅全体に開放的な雰囲気になるので、あえて内壁を減らす方もいらっしゃいます。

4.標準仕様にする


ハウスメーカーに住宅建築を依頼する際、ベースになる住宅商品を選ぶ事が一般的です。

その後、オーダーメイドの家具、仕様変更、オプション追加などで拘りを追加して理想の住宅に仕上げていきますが、この段階で予算オーバーになるケースは多いです。

 

オーダーメイド、オプションが高額になる理由としては

・追加費用が発生する

・用意された写真、現物に憧れてしまって不要な物も追加してしまう

 

シンプルに少しでも安い住宅を建てたいのであれば、規格住宅を検討するか、標準の仕様でも満足できるハウスメーカーを選ぶしかなく、オプションやオーダーメイドを我慢する事になります。

 

5.水回りを1か所に集約させる


キッチン、洗面所、浴室、トイレなどの水回りを一か所にまとめる事で価格を抑えられます。

 

 

水回りを一箇所にまとめると、上下水道管などの設備費用が抑えられるだけでなく、配管工事の費用も削減することができます。

 

また、2階以上に水回り設備を設ける際には、1階の水回りの真上に配置することで、さらに設備費用と工事費用を節約することが可能です。

 

しかし、間取りや家族構成によっては、水回りが集中することで生活に不便を感じる場合もあります。そのため、家族やハウスメーカーの担当者と十分に話し合い、費用と利便性のバランスを考慮することが重要です。

 

6.屋根の勾配を低くする


屋根の勾配にも注意が必要です。

 

勾配を大きくすると以下のような事で高額になります。

・壁の面積が広くなる分、必要資材が増える

・屋根材の面積が広くなるため

 

 

同様の理由から、天井が高い住宅や吹き抜けのある住宅も価格が高くなりがちです。住宅価格をできるだけ抑えたい場合は、屋根の勾配を緩やかにし、天井の高さを標準的なものにすることをおすすめします。

 

7.打ち合わせ回数を減らす


 

ハウスメーカーとの住宅プラン作成を多くすればその分、費用は実は増えます。

打ち合わせが多くなると高額になる理由としては

・住宅価格には人件費が含まれるため

 

打ち合わせ回数を減らすことで、住宅価格を抑えるだけでなく、住宅の完成までの期間も短縮することができます。

 

一方で、担当者との打ち合わせ回数が増えると、その分人件費がかさみ、住宅価格やスケジュールに影響を与えることがあるため注意が必要です。

 

しかし、打ち合わせ回数を無理に減らすと、希望する住宅が実現できない可能性もあります。そのため、打ち合わせ回数を減らしつつ、満足度の高い住宅を完成させるためには、事前に家族で十分に話し合い、間取りやこだわりたい設備などをしっかりと決めておくことが重要です。

注文住宅と建売住宅で迷ったら





注文住宅と建売住宅にそれぞれ向いている人について前回は解説しましたが、やはりどちらにしようか迷ってしまうのも家の魅力ではないでしょうか。今回は少し深堀して比較してみましょう。

 

1.予算を明確にする


住宅資金の計画性は注文住宅でも建売住宅でも関係なく重要な事です。

自己資金と住宅ローンを合わせた予算はいくらなのか、そこを明確にすることで住宅までの道筋はハッキリ見えてきます。

頭金を多く払う事で住宅ローンの負担は軽くなりますが、将来の資金をある程度残す事も大切な事です。

住宅ローンを組む時は無理のない返済プランを家族と相談する事が大事です。

「無理のない返済金額」でローンを組むのが家を買うときのポイントです。

 

あまり知らない方が多いのですが、住宅購入資金を両親や祖父母から援助を受ける事で贈与税が一定額ですが非課税になる優遇制度もあります。

国税庁HP→https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

 

 

2.理想の家をイメージする


家のイメージは人によって違います。検討項目として以下のようなものがあります。

 

・間取り→リビングの広さ、キッチンの広さ、部屋の数

 

・外観→和風、ヨーロッパ風、モダン、シンプル

 

・内装→自然素材、モダン、北欧風、カントリー調

 

・外構→庭の広さ、ガレージ、車の台数など

 

・性能→耐震性重視、耐熱性、環境に優しい、太陽光発電、エコキュート

 

・立地→最寄り駅から近い、スーパーから近い、周辺環境

 

挙げ出すとキリがないですが、家族の理想の全てを取り入れたい気持ちはわかりますが、実際は難しいです。

 

よく子供の事を考えて学校の近くに家を建てる方もいますし、通勤がしやすいように駅の近くに建てる方もいます。奥様の事を考えてスーパーに近いエリアに建てるご家庭もあります。家庭によって理想の家のイメージは違ってきます。

家庭内で、イメージを共有する事が家づくりでは非常に重要な事です。

 

新しく住むイメージを明確にする事が住宅を建てるうえで大事です。それが建売住宅で可能なのか、注文住宅でないと実現できないかという点が見えてくると思います。

 

3.注文住宅と建売住宅を比較検討する

 

①住みたいエリアの建売住宅見学する

住みたいエリアで売り出されている建売住宅を家族で訪れる事をオススメします。

建売住宅と決めていなくても、希望の間取りでなくても見学して感覚や雰囲気を養う意味でも見学してもいいのではないでしょうか。

 

見学のポイントは以下の事を参考にすると良いでしょう。

 

・キッチン・バス・トイレの高級感、フローリング・ドアの質感

・耐震性・耐熱性・気密性・遮音性

・オプション工事の有無

※食洗機・照明器具、カーテンレール、網戸

・駐車場、車庫の大きさ

 

1つの建売住宅を見学せず、たとえ気に入ってもすぐには決めず、他を見て価格や品質を比較して判断材料にするのが良いです。

 

②ハウスメーカーに相談する

興味のあるハウスメーカーに問い合わせしたり、住宅展示場を訪れて空間を体感してみるのも良いでしょう。

 

注文住宅の実物を実際に見てみると、建売住宅との違いが明確になります。

クオリティの点では当然、注文住宅の方が、圧倒的に満足度が高くなりますし、購入してよかったと思えるのが注文住宅ですが、その分の価格も高くなるのは致し方がない事です。

注文住宅のモデルハウスの内装は高級な物が導入されている事が多いので、そういった部分に惑わされてしまう事もあるので注意は必要です。

 

例えば、間取りのバリエーションの多さ、建物の耐震性、耐熱性にこだわっているのかを確認するのが良いでしょう。

住宅展示場では、フローリング、ドアの素材、壁紙のコーディネート、外壁のデザイン性や機能性などを確認するのもいいですね。

 

最終的にはどちらの住宅にするのかはお客様次第なりますが、建売でも注文住宅でも品質を知る事で、家づくりの参考になるのは間違いないです。

自分に合うハウスメーカーを調べて見学に行くのがオススメです。